積極的に会社を調べ、知らなかった世界や新たな興味を広げる

ライト電業株式会社

  • 漠然としたイメージでスタートした就職活動
  • どんな会社か、積極的に知ることが大事
  • 入口を自ら狭めず、可能性を広げてみる

漠然としたイメージでスタートした就職活動

学生時代、やりたいことが明確ではありませんでした。理系大学に通っていましたが、ものづくりを扱う工業系の仕事目指す方向性とどこか違うという漠然とした思いがあり、逆に「スーツが着たい」という憧れの方が強くありました。スーツを着る仕事=営業職に結び付き、営業に絞って就職活動を進めました。「大学で学んだことを活かしたい」と思い、製造系やメーカーなどの会社説明会に参加しましたが、どんな仕事内容なのか、いまひとつピンとこない。大企業が集まる大阪で開催された合同説明会にも行きましたが、自分がその会社で働くイメージがわかなかった。そんな時に出会ったのが、「技術商社」という看板を掲げたライト電業だったのです。

どんな会社か、積極的に知ることが大事

当時の就職活動を振り返って思うことは、「もっと自分から会社のことを知ろうと働きかければよかった」ということ。合同説明会で各社の業務内容を聞き、会社の資料をもらうものの、どんな会社かわからなかったというのが当時の正直な感想でした。実際、ライト電業に就職し、「こんなことも、あんなこともしてスゴイ!」という驚きが多く、自分が何となくでしか会社のことを理解できてなかったことを思い知りました。

そして今、私が会社のことを説明する立場になったからこそ感じるのが、「どんなことでも聞いてほしい」という思いです。単刀直入に「何をする会社か、もう一度わかりやすく教えてください」という質問でもOK。就職活動中は、自分にどんな仕事があうか適性をチェックすることもあるかと思いますが、それよりも「どんな会社かを知ること」の方が重要だと感じています。知名度がなくても、実はオンリーワン、ナンバーワンの企業は地方にはたくさんあります。分からなければ勇気をもって質問する、少しでも興味があればインターンシップに参加してみる。そういう働きかけを積極的にすることで、知らなかった世界が見え、新たな発見や興味が広がると思
います

入口を自ら狭めず、可能性を広げてみる

そしてもう一つ思うことが、「入口を自ら狭めない」ことです。当時の私は、スーツが着たい=営業職、勉強したことを活かしたい=技術系ということに絞って、就職活動を進めていましたが、もっと視野を広げておけばよかったと感じています。たとえば、システム系の会社は理系が行くところ、といった先入観や固定概念を捨てて就職活動に望んでほしいですね。また、業種の異なる会社の話を聞くこともおすすめします。純粋に見解が広がりますし、意外な共通点から自分の興味を知ることもできるかもしれません。

学生時代はとても貴重です。旅行に行く、アルバイトに熱中する、いろいろな経験を積んでください。その経験が、「やりたいこと」を導いてくれるかもしれませんから。


(濱野 一弘)

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